8月9日(木) 2日目 〜岡山縦断で四国へダイブ〜
    
お盆前だもんね
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午前6時半
起床。朝方4時ごろに一回目が覚めたけど、快眠できた。
が、しかし!!

腰と内腿が軽くだるい^^;
二日目にしてこの疲労感は…大丈夫だろうか!?

まぁ仕方ない!!(笑)
今日は一気にR53を下って四国に渡るぞ!!

っとその前に。
今回の旅でまず最初に北上して鳥取を訪れるルートにした最大の目的を果たさねば!

その目的地とは……

おばぁのお墓。

そう、お盆の間も走り続けることになるから、
今回はまずおじいさんとおばあさんのお墓参りをするために鳥取に寄ったわけですよ!!

ちなみに、そのお墓のあるお寺の場所なんて覚えてませんよ 笑

名前さえ分かればあとはですよ勘!!

…で、鳥取市内へ飛び出したけど…
まぁ見つかるわけも無く 笑
鳥取市内をグルグル回って結局もう一度家へ戻って作戦会議

一人で。

住所さえわかれば、後はコンビニの本売り場の地図で探すことができるはず!!

住所がわかるもの…住所が………

!!

あったO(≧∇≦)O !
そう、あの分厚くて普段は台所の足台としてしか使うことの無い黄色いヤツ!

タ○ンページ!! しかも2001年度版!!笑

で、バッチリお寺さんの住所をGET
すぐさまコンビニで地図をチェック!!


って…さっき探してたとこ全然方向違ったし(;〜∀〜)

地図で場所がわかればこっちのもん♪
スイスイ行って…5分くらいで付いた( ̄∀ ̄)♪


午前8時前
お寺の向かいの花屋でお花を買い、おばぁちゃんの好きだったあんパンと一緒に供える。
心配性のおばぁちゃんなら自分がこんな旅をするとなると、
きっと気が気じゃなかったろうと思いながら、手を合わせる。

こうして元気に好きなこと出来るのも、うちの母を育てたおばぁちゃんとおじぃちゃんがいたからこそ!

感謝、感謝

お墓参りを済ませたら、一旦家に帰って出発の準備
お供えは置いて帰っちゃいけないらしいので、持ってかえってそのまま朝ご飯に頂くことにする 笑


午前10時15分
やっと準備が完了し、鳥取市街地のおばぁちゃんの家をあとにする。
大幅に予定が遅れているような気もするが…まぁ気にしない、気にしない

次はこれも鳥取市内のおじいちゃんの兄弟のおじさんの家にあいさつに行く。
昔から可愛がってもらっていて、叔父さんだとずっと思っていたのだが、
よーく考えると、おじいさんの兄弟だから…

俺から見たら叔父さんではない。煤i ̄□ ̄;)!

…というのに気付いたのは最近ということは内緒にしておこう。
ここでも散々道に迷った挙句、コンビニの売り場の地図でようやく発見!

今となってはおじいちゃんに会う感覚になったおじちゃんは、とっても元気でホッとした。

仕事のこと、今までのこと、その他もろもろ話してるうちにお昼になり、
あれよあれよという間に…

お昼ご飯を頂く。 笑

一人で旅をすると、一食を食べさせて貰えるありがたさが身にしみる。
おじちゃん、ありがとう!!


一路、瀬戸内海へ!
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で、このとき午後1時……
当初の予定ではこの頃はR53津山の辺りまで下りてるはずだったのに…
まだ鳥取市内だよ(^∀^;)

と、いうわけで…爆走!!
一気にR53南へ

キャンプ場には午後5時頃着くと予約してるのだが…


無理だね 汗
ま、気にしない、気にしない(しろって? 笑


R53は予定通り快走
午後3時半頃道の駅「くめなん」で休憩する。
峠はかなり涼しかったけど、この辺りからまた徐々に暑さが…

岡山まであと40kmってところかな? しっかりと水分補給をして、再出発

午後17時50分
宇野港に到着。
丁度フェリーが到着したところで、すぐさま乗れるというナイスタイミング
ここから出る宇高フェリーに乗るのは2度目なのでさっさと切符を買いに行き乗り込む。

岡山の宇野港高松港を結ぶ約1時間のフェリーは、125cc以上の二輪車と人一人1400円
去年の冬は往復で買って2700円だった気がする。
橋を渡ることを考えたら遥かに安いのでこの航路はお気に入りだ

1度橋も渡ってはみたいが…それはまぁお金持ちになれたらってことにしよう。
(一生渡れない可能性アリだな 笑)


さてさて、1時間の船旅はのんびり涼しい船内で…

って…日が沈みかけてる (ノ; ̄□ ̄)ノ!!

全然キャンプ場に着いてないし 汗

ま、まぁ…気にしない…気にしたほうがいいかも(=∀=;)??


↑時間を気にせず船旅を楽しむ相棒

葛藤の末
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午後7時半前
下船から30分ほどさまよったかな?
高松市内から西へ十数分ほどいったところで、香33から少し南へ入るとそこには
本日のキャンプ地「峰山公園キャンプ場」!!

って、キャンプ場の公園に行くまでに墓地の中を通るような道だし(T∀T;)
キャンプ場は無料なのに、炊事場トイレテントの台きれいに整備されていてGOOD
電灯もちゃんと配備されているし、寝る時間頃には消えるように設定されている。
なんと展望台付きでロマンチックな夜の高松の町を一望できる特典つき!!

なのだけど…

キャンプ客…一人(自分のみ)




……怖ッ(T□T)!!!


むーっちゃ怖い!!


あまりに怖いので、そそくさとテントを張って荷物を中に置いて、
着替えと風呂道具を持って逃げるように明るい街中へ

キャンプ場に帰るのが恐くて恐くて
高松市内で見つけた小さな温泉で必要以上にのんびり(〜∀〜;)イイユダナ〜

ちなみに入ったのは高松市塩屋町にある「にしき湯」という温泉。
いかにも“町の温泉”という感じの、こじんまりとした雰囲気で、
番台におばちゃんが座っている光景は、最近増えている"整備された温泉施設"ではまず見られない光景なんだけど…
実は自分はこういう温泉のほうが好きだったりする。

今日あのキャンプ場に泊まるか、はたまたどこか明るい場所を探していどうするか…
実はほんとにかなり悩んだりもしましたよ(; ̄∀ ̄)笑

しかし!!
これから毎日こんな生活になることは目に見えているのに、二日目からそんな弱気なこと言っとれん!!
要は“馴れ”だよなそんなもの(´ ▽`)♪

ってことで、男ぶっきーは決意!!

どちらにせよ今から飯を作るのもめんどくさいので、コンビニでカップラーメンを購入。
再び墓地の中をあまり周りを見渡さないように(笑)通って、テントのあるキャンプ場に帰宅。

怖いのでさっさと飯を食って酒の勢いで寝よう!!


と思ったら……

で…でたーーーー(×■×)!!
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午後10時前
テントに戻って、ヘッドライトを片手に湯を沸かす為にストーブとコッフェルをテントの中のカバンから探す…

すると…な〜んか人の気配を感じるような…(〜∀〜;)

誰かに見られているような……(TДT;)

でも怖いから、あまりキョロキョロはできず…

横目でチラッと…



あ…( ▲ ;;;))…ひ…人影……


ぎゃぁぁぁぁああ!!出たぁぁぁああ!!\((;◎□◎)/!

しかも二人いるぅぅうううぅぅヽ(。_゜)ノ

しかもこっちに寄って来るぅぅぅううう!!!!


  人影:「すいません…

  ぶっきー:「あ……ヽ(  ̄д ̄;)ノ ……ガクッ…( _ _)/ シンダフリ……

  人影:「ライ…貸し………ませんか?

  ぶっきー:「ヽ(。_゜)ノ へっ?

  人影:「展望台で指輪落としちゃったんです…ライト貸していただけませんか?

  ぶっきー:…あ〜(;´_`)…指輪をなくしたことを悔むあまり成仏できない人の霊らしい…
        ライトぐらいならくれてやるから早くあっちいけぇ(;∀;)/□


  人影A:「ありがとうございます!(男)」
  人影B:「ありがとうございます!!(女)」

  ぶっきー:…ん( ̄∀ ̄;)?霊のカップル?

あまりに気になったから恐る恐る顔を上げてみる……

と…

自分と同年代くらいの若いカップル。とっても普通の…。

  ぶっきー:「ヽ(。∀゜)ノ ァヒャ。。?」


よーく考えてみたら、出発前に調べたこのキャンプ場のインプレに、
「夜景を見にくるカップルがよく通る」ってあったような…

ってことは…普通の人


…いやぁ〜勘違い勘違い(;´▽`)ノ

普通人となれば話は別ですよ!
ちょうど一人で猛烈に寂しいところだったわけで、次の瞬間自分の口をついて出た言葉は…

  ぶっきー:「指輪とか大変ですね!一緒に探しますよ〜(;^∀^)ノ」 笑


…カップルの中に割って入るなって?

ありがた迷惑だって??


だって…
一人ぼっちがあまりに寂しくて人と接してられることがあまりに嬉しかったんじゃもん!!


というわけで、カップルに混じって展望台で指輪を探索。 笑

探すこと約30分
指輪は見つからず。
仕方なく彼氏も諦めて、また明日、明るくなってから探しに来るとのこと。

指輪を無くしてもとても仲良さそうに寄り添って去っていくカップルを、
なぜかホッっとした気分で見送り、自分のテントに戻る。



↑展望台から、高松を望む景色。(翌朝撮影)

意外にも図太い神経
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午後11時
カップルが去っていくと、キャンプ場に残されたのはまたしても自分ひとり

再びあたりは静寂に包まれる…が…

あまり怖くない…(゜_゜)??
人と会話してホッとしたのか、暗さに慣れたのか、最初ほど怖くない

なんか得した気分でコッフェルに湯を沸かし、買ってきたカップラーメンを作る。
長旅にかなり空腹状態の腹に、一気に酒とラーメンを流し込む

するとたちまちいい気分になり眠気がやってくる…
このチャンスを逃す理由もなく、そのまますぐに横になると、全く何の躊躇もなく瞼が閉じる

こんな怖いところに悠々と寝られるか(T∀T)!!」
と、最初にそう思った問題は、いとも簡単に解決した。

意外にも図太い自分の神経にびっくりするほどの熟睡ぶりで、
二日目も何ら問題なく終わって行く。

2日目のデータ
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走行距離225.8km + 航路約一時間
宿泊地峰山公園キャンプ場 (高松市峰山町) :<要予約> 0円
入った温泉にしき温泉 (高松市塩屋町) :300円
使ったお金3323円 


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